2014/07/30

Canyonlands National Park

我が家から車で40分走った所にプチグランドキャニオンがある。

プチと言っても引けを取らないスケールの大きさ。

キャニオンランズ国立公園(Canyonlands National Park)の存在はモアブに住む私達の誇り。

訪れる人に自慢したくなるキャニオン。


今回はこのクネクネ道を登って来るルートで、2時間の道のりは正にアドベンチャー。


振り返れば長く続く一本の道と壮大な景観のみ。


キャニオンランズ国立公園は、
何億年と気が遠くなりそうな時の流れを経て、
コロラドリバーとグリーンリバーの侵食によって出来た渓谷。

美しいサンライズが見られるメサ・アーチ(Mesa arch)↓。


早起きして朝日を拝みたいのだけれどもなかなか体が動かずいつもこの時間帯。


もう少し時期をずらして、日が明けるのが遅くなりつつある頃に又来たいと思っている。


パーク内は、アイランド・イン・ザ・スカイ(Island in the Sky)、ニードルズ (The Needles)
そしてメイズ (The Maze)と3つの地区に分かれている。


ここは3つの地区の中で最も人気が高いアイランド・イン・ザ・スカイ(Island in the Sky)。


余りにもスケールが大き過ぎて実は単調に見えるグランドキャニオンよりも、
変化にとんで川や渓谷が一望出来るキャニオンランズの方が私は好き。


この計り知れない壮大な風景を見ながらクリフサイドを歩くハイキングはプライスレス。


天気や季節で色んな表情を見せてくれるマザーネイチャーはアメリカ西部の自然の賜物。


こんな表情を見せてくれる大地に立った時、
グランドサークルの中で生活している実感が湧き、
人間って本当に小さいんだな~って思う瞬間。


そして今も侵食を続けているグリーンリバー。

まさしく時の流れの真っ只中に立っている私達。

自然って素晴らしい!





2014/07/29

Monsoon Season

すっかりモンスーンシーズンに入ったモアブ。

雨が降る前は、砂漠地帯とは言え蒸し蒸しする。


雨雲の雰囲気からも様子が伺える。

一雨来そうかな~?と思ったら直ぐに雨になる。

のんびり構えていられない。

本当に直ぐ。


ボタボタって・・・。

雨粒が大きいのか雨音はうるさいくらい。


でもここは、雨がめったに降らないので雨粒も雨音も気にならない。

風情さえ感じる。

長くは続かないモンスーンシーズンの雨はザーッと降ってサッと止む。

引き際がよろしい!

雨上がりは虹が出て綺麗なんだけれども、まだ一度もカメラに収めるチャンスが巡って来ない。

今度こそは・・・頑張る!



2014/07/22

KA Show of Cirque du Soleil in Las Vegas

カナダの人気サーカス団シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)のカー(KA)ショーを見に行った。

前回のマイケル・ジャクソンのONEも感動作だったけれど(ここから覗けちゃうよ
私的には今回のKAがストーリもあって更に感動したショーだった。


シルク・ドゥ・ソレイユ一番の見ものになっているサーカスやアクロバットはもちろんの事、
それ以上に舞台設備が凄いったらありゃしない!


ショーの最中は撮影禁止なので、これは舞台が始まる前の写真だけれども、
会場全体が舞台になっている。

この写真はちょっと遊んでみた。
会場がネオン化されている訳ではありません。
ステージ全体が上下したり、斜めに浮き上がったり、垂直になったり・・・。

ステージの一部と言う話ではなく、ステージ全体が!なんですよ。

でも悲しい事に丁度1年前だったかな、女性のパフォーマーの転落事故が起き、
暫く公演を自粛していた時もありました。

あの舞台装置で今まで事故が起きていなかったのが不思議なくらい、
それ程に凄い迫力のあるステージだったんです。


最高に楽しめたショーだった。

チャンスがあればもう一度見たいショー。

余りの感動にCDを買って、べラージオホテルの噴水を見ながらホテルへ帰ったけど、
頭の中は感動でボーッとしてたっけな・・・。





2014/07/20

Beautiful Sunset and Purple Cauliflower

ふと気がついたら、ブラインドの隙間から強烈なオレンジ色の日差しが差し込んでいた。

リビングから見た夜8時30分頃のサンセット。

ここまではっきりしたカラーのサンセットを見るのは本当に稀。


夏本番はこれから。

美しい夏のサンセットはまだまだ見られそう。


そしてこちらは美しいパープルのカリフラワー。

スーパーマーケットでお買い物をする度に気になっていたパープルカリフラワー。

だってアメリカには有りがちな着色料を使った物なのかと怪しげだったから、気になっていても手が出せなかった。


帰ってググって見たら、一般に出回っている白のカリフラワーよりも栄養価が高い事と、人工的に手を加えた着色ではなかったので先ずは一安心。

オレンジのカリフラワーもあったのだけれど、今回はパープルをチョイス。

ボイルしても色は美しいパープルのままで、サラダにしたら彩が良くビジュアル的にも合格!

今度はオレンジに挑戦してみようかね?





2014/07/19

Saturday Morning

冬は早起きをして家の周りを散歩すると言う事はないけれど、今の時期の朝は涼しいのでアクティブに動き回れる今日この頃。


モアブは15時、16時が暑さのピークを迎える。

デザート(desert)地帯なので夏場でも朝夕は結構過ごしやすい。


住んでいるコミュニティーは、沢山の木々や花が植えてあり、芝生が一面にある為、朝、昼、夜とプランター用のスプリンクラーが毎日稼動している。

ちょっと足を伸ばせば鹿とも遭遇出来ちゃう。

スカンクもいるのだけれど、行動している姿は一度も見たことが無い。

いつもおならの臭いでスカンクの存在を知る。

かなり強烈!


今の季節は鹿の親子の仲睦ましいほっこり風景が見られる。


バンビがこちらを振り返り、物珍しそうに私を凝視していた。

かわいいなぁ~。

そして近所にはエレメンタリースクールがあるけれども、今はサマーバケーションで黄色のスクールバスはお休み状態。


アメリカの新学期は9月スタートなので、もうすぐこのバス達も動き出す。


そう言えば、私が住んでいるコミュニティーでは子供の姿を見かけないなぁ。

活動する時間帯がずれている所為かな・・・?

私が外へ出る時間はいつも9時を過ぎているから。

なので今日は久しぶりに早朝のお散歩を楽しんでみたりする。





2014/07/18

Mount Lemmon in Tucson

フルーツのレモンを連想させるレモン山(Mt. Lemmon)。

レモンの木が沢山あるのかと思いきや、人名らしい。


サンタカタリナ山脈(Santa Catalina Mountains)の最高峰レモン山は、標高2792mもあるので夏は避暑地として、


ハイキング、キャンピング、トレッキングそしてロッククライミングも楽しめちゃうアウトドアーアクティビティーの宝庫。


レモン山の麓はサワロサボテンが至る所に見られたけれど、この高さでは流石に山頂では見られず、荒々しい岩肌とそこを縫うように走る一本の道が印象的。


くねくねツイストロードを1時間程登りきった所のビューポイントの空気は美味しい!


そしてツーソンの街が天下に見下ろせる絶景のビューポイント。

鳥になりたい・・・。


眼下に広がる絶景を眺めながらしばし目の保養。


ここからのサンセットはきっと素敵なんだろうな~と思うけれど、私達は山の麓のビューポイントでサワロサボテンとのサンセットビューを見ました。


これは今回の写真では無く、去年の11月に訪れた時に撮ったコットン。

女性がお世話になっているコットンを始めて見た時の感動、かわいいー!

加工無しでもすぐに使えそうなほどそのまんまコットン。


そろそろ真っ白なコットンフィールドを見ながら長~い帰路へ着く事にしましょうかね。

途中寄り道をしたけれども、モアブからここまで約10時間のドライブなり~。





2014/07/16

Sunset in Tucson Arizona

アリゾナ州ツーソン(Tucson)はフェニックス(Phoenix)に次ぐ第二の都市。

気候も良く程よい都会で住みやすそう。


リタイヤ組には中々人気があるツーソンみたいです。

実はここツーソンもリタイア後に住む候補のひとつ。


大好きなグロサリーストアートレーダージョズ(Trader Joe's)は目に付く所に何件かあったし、何と言っても、この素敵な夕日が目に付いて離れない!


年間通して暖かい所が私達の理想の地なのですが、もちろん日本への帰国も視野に入れているけれど・・・。


アメリカは自然が余りにも美しいので、こんな自然の中で夫とのんびりと過ごすのも悪くないかな~と思いつつも、都会の魅力もあるのだけれど・・・。


あと少し時間があるので、健康面や金銭面の事を考えながらまだまだ検証する必要有りだな。


リタイア後の事を考える歳になったかと思えば、本当に人生はあっという間。

贅沢はしなくても、穏やかに愛する人と共に健康で過ごせたらそれでいいのだけれど、それがシンプルで簡単そうだけれど、実は最高に幸せな人生だったりもするのかな・・・?

こんな夕日を見ているとセンチメンタルな気分になっちゃうな。





2014/07/15

Cactus of Tucson Arizona

景色が随分変わってしまったここは、アリゾナ州なんだけれどもメキシコとの国境線に近い都市ツーソン(Tucson)。

かなり南下して来ちゃった。

国境線が無い日本では考えられない、あと少し走ったらメキシコだなんて・・・。


ここは冬でも暖かい所で、1年365日の350日は晴れていると言う太陽大好きな人にはたまらない。


メキシコを連想させるこのサワロサボテン(Saguaro Cactus)の可愛らしい姿を見ているとほっこりするなぁ~。


やっぱり足を伸ばすのは観光スポットでもあるサワロ国立公園(Saguaro National park)でこの可愛いサボテンを思いっきり見たい!


サボテンの中には6トンから10トンの水が蓄えられて、ここまで大きく育つには150年から200年の歳月がかかっているそう。

そして砂漠を旅する人々の命水にもなっていたと言うから、灼熱の砂漠地帯ではこれらのサボテンが人間だけではなく動物達の命をも繋いでいたとも言えるのかな・・・。

まるで樹木みたい。


それもそのはず、枯れてしまったサボテンの中には幹がある。

命を全うしたサボテンの中は樹木そのもの。


私達人間よりも長生きをし、灼熱の太陽に照らされながらもたくましく生きた様に”お疲れ様でした”と言葉がついほろり・・・。


生まれて初めて目にするサワロサボテンのたくましさと愛嬌たっぷりの姿にますます心を引かれるワタクシなのでした~。