2014/06/02

Mont Saint Michel

昨年の丁度この頃、フランスはノルマンディーのモン・サン・ミッシェルへ行ったのだけれど、投稿していなかったので記録に残す事にしちゃう。


世界遺産や巡礼地で有名なモン・サン・ミッシェル、パリ市内からバスで4時間くらいだったかな?

サン・マロ湾上に浮かぶ小島の修道院は、崇高かつロマンチックな美しい姿で私達を迎え入れてくれた。

湾の名前と同じサン・マロ修道院が頂上にそびえる島内は、塔や城壁、


木組みの家々や石畳の路地といった中世の面影を色濃く残している。


かつては満潮時になると陸と孤立した島になり、渡るのも一苦労だった様だけれど今は堤防によって結ばれ、潮の満ち引きに関係なく訪れることが出来る。


修道院下の狭い路地は、お店、ホテル、レストランなどが立ち並び、お昼の時間帯ともなれば各地からツアーの団体が押し寄せ歩くのが大変。


モン・サン・ミッシェルはラ・メール・プラール(La Mere Poulard)のオムレツが名物。

プラールおばさんのオムレツはふわふわメルヘンチックでまるでスフレの様。


店内はシックな感じにまとめられ、有名人のサイン入りフォトが所狭しと並んでいる。

日本からのお客様は、
高松宮殿下夫妻と藤田嗣治画伯が来店された様。


このふわふわオムレツは、大きなボウルで卵を混ぜるのではなく泡立てるのが特徴らしく、全て手作業。

かなりの力が必要かと・・・。


ランチを済ませ頂の修道院を目指す事20分弱。

せっせと坂道を歩く。

中をゆっくりと見て回りたいのだけれども、ランチに時間を取り過ぎてしまって4時間の帰路を逆算しつつさくっと見学。


ガブリエルの塔から見た王の門(島の入り口)辺りの風景。


イギリス軍に対する要塞として、百年戦争時に建造された城壁は中世の雰囲気が漂う。

見張り台からの眺望は壮大。


要塞時代の悲しい歴史は消せないけれど、これからも建造物、礼拝堂、城壁、修道院そしてモン・サン・ミッシェル全体が美しいままの姿で後世に残って欲しい。

そしてそして、今度はこの島に宿を取って、夕日に映えるモン・サン・ミッシェルや、夕刻時ホテルやレストランの明かりでライトアップされたモン・サン・ミッシェルの姿も見てみたいなぁ・・・。





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